よくあるご質問
毎日歯を磨いているのに、どうして虫歯になるんですか?
歯磨きだけでは、歯と歯の接触部分や大きな隙間がある部分は完全に綺麗にはできません。
歯ブラシのみでの汚れ(デンタルプラーク)の除去率は最大でも70%程度です。
そのため、デンタルフロスや歯間ブラシを使用して、これらの部分もしっかりと磨くことが必要です。
嗜好品を口にする頻度や時間帯などの生活習慣の改善が必要なこともあります。
痛い治療は嫌なのですが、なにかいい方法はありませんか?
麻酔を使用することでほとんど痛みを感じることなく治療を受けることができます。
針の注射が苦手な方には表面麻酔を使用することも可能です。
ただし、歯の神経が過敏になっている場合や歯茎が腫れている場合は、麻酔が効きにくいことがあります。
正しい歯の磨き方はあるのですか?
歯磨きが最も難しいとされる箇所は歯の溝、隣同士の歯と歯の接触面、そして歯と歯茎の境目です。
これらの部分は、特に細かく磨くことが必要です。
また、電動歯ブラシを使用する際は、歯並びに沿って部分部分に軽く押しあてるようにしてください。
そして、歯と歯の間はデンタルフロスや歯間ブラシで磨くことを忘れないでください。
子供が歯を磨かせてくれないのですが、いい方法はありませんか?
歯磨きはあくまで癖付けが大切です。
まずは子供に慣れてもらうことから始めましょう。
習慣がつけば、その後は比較的容易に歯磨きを受け入れてくれます。
親知らずを抜くのはなぜでしょうか?
親知らずが正常に機能しており、虫歯や歯周病になっていなければ抜く必要はありません。
しかし、親知らずが他の歯に影響を与えている場合、または矯正治療後の歯並びを保つためには、親知らずを抜くことが推奨されます。
虫歯を放っておくと、どうなるんでしょうか?
虫歯は、痛みがなくなったとしても依然として菌が存在します。
放置すると、虫歯から始まった感染症が全身に広がり、最悪の場合死に至ることもあります。
痛みが出る前に治療することをお勧めします。
痛みがないので徹底して歯磨きなどしません。
歯医者にもいっていません。
この状態が続くとどうなってしまうんでしょうか?
歯磨きを行わない状態が続くと、虫歯や歯周病を引き起こします。
口の中が汚れていると、食物と一緒に口の中の菌が全身に広がり、特に高齢者の場合は誤嚥性肺炎のリスクが高まります。
これは日本人の死因の3位であるため、口腔衛生は非常に重要です。